最新機のB747にアップグレード
成田―米国間に就航するB747型機(写真は747-8、UPS提供)
UPSは10月14日、成田~米国・アンカレッジ間で運航する飛行機を10月3日以降、これまでのB767-300からB747にアップグレードしたと発表した。
B747-400とB747-8の両機材を使用することで、輸送能力に柔軟性を持たせ、市場環境に関わらず安定した輸送サービスを提供。日本企業の国際ビジネスの成長をサポートする。B747-8の最大積載量は140トンで、従来の2倍以上の増強になる。
2021年の繁忙期におけるUPSのオンタイム配達率は96.9%と新型コロナウイルス感染拡大下でも高率を維持。今年も貨物量の増加に備え、米国内で10万人以上の季節従業員を雇用している。
(藤原秀行)