トワード、福岡の低温物流センターで食品安全の国際規格「FSSC22000」認証取得

トワード、福岡の低温物流センターで食品安全の国際規格「FSSC22000」認証取得

フードチェーン全体で問題排除目指す

佐賀を地盤とする物流企業のトワードは10月14日、福岡低温物流センター(福岡県宇美町)で、食品安全マネジメントシステムの国際認証規格「FSSC22000」の物流カテゴリー(G1:冷蔵・冷凍、G2:常温)で認証を取得したと発表した。

FSSC22000は、食品を安全に消費者へ届けることを目的としており、食品安全マネジメントシステムISO22000、FSSC22000追加要求事項で構成。ISO22000ではカバーできなかったフードテロなどの潜在的な脅威に対する予防や、原材料やアレルギー物質の管理について、フードディフェンスの具体的な手法を盛り込んでいる。世界中の著名な食品製造業、小売業などがサプライチェーンマネジメントの指針として採用している。

コールドチェーン市場の拡大やECの発達などによって、生産や製造、加工工程だけではなく、流通を含めたフードチェーン全体で問題を排除し、食品安全を担保する取り組みの推進が重要さを増しているのを考慮。認証取得に踏み切った。今後も引き続き食品安全マネジメントシステムの強化に取り組む。


(トワード提供)

(藤原秀行)

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