国交省と米連邦航空局、「空飛ぶクルマ」の実用化加速へ連携

協力声明に署名、情報交換など促進

国土交通省は10月18日、長い滑走路がいらず垂直離着陸が可能な「空飛ぶクルマ」に関し、米連邦航空局（FAA）との間で協力声明に署名したと発表した。

実用化を加速させるため、両国の政策などに関する情報交換を図るとともに、機体開発のノウハウなども共有。機体の整備や操縦ライセンス、離着陸場などの面で両国が足並みをそろえ、必要な環境整備を図る。

日本政府は2025年に開催する大阪・関西万博で、空飛ぶクルマを使った旅客輸送の開始を目指している。

（藤原秀行）