日本GLPと佐川、西濃、神奈川・相模原市が連携
日本GLPと佐川急便、西濃運輸、神奈川県相模原市は10月27日、同市内の大規模物流施設「GLP ALFALINK 相模原」で、災害時を想定し、同施設での救援物資受け入れと避難所への仕分け、配送に関する訓練を合同で実施した。
4者は災害時に連携して対応し、地域住民の着実な避難や迅速な復旧を後押しするための協定を締結しており、今回の訓練もその一環。
この日は4者の担当者らが参加。段ボールに詰められた救援物資の飲料水やアルファ米などが同施設に到着するまでの情報伝達、トラックで届いた荷物の受け入れ、自動仕分け機を活用した避難所ごとの仕分け、出庫・発送までの一連の流れを確認した。
拠点に届いた救援物資をフォークリフトで荷降ろし
集約した救援物資
拠点は日本GLPが提供し、佐川が自動仕分け機の運用など、西濃が仮想の避難所へのトラック配送などをそれぞれ担当。相模原市も協力した。
届いた救援物資にはケースごとに、自動仕分けのためのバーコードラベルを添付。システムが情報を自動で読み取り、正しい避難所へ仕分けていく仕組みだ。
ケースに添付したバーコードを仕分けに活用
避難所別に自動で仕分け
佐川と西濃で協力してトラックに積み込み
佐川と西濃で協力して発送
(藤原秀行)