NTTロジスコがロジスティクスDXソリューションをアップデート、「適頻度適量」の納品可能に

NTTロジスコがロジスティクスDXソリューションをアップデート、「適頻度適量」の納品可能に

AIなどの先端技術も利用、データ分析結果などと融合

NTTロジスコは12月1日、今年3月に提供を開始した「ロジスティクスDXソリューション」 のアップデートを実施したと発表した。

同ソリューションは物流業務に加えて、顧客の発注補充計画の提案から、発注補充の実行業務の代行、サプライヤーとの調整代行までをトータルで支援するBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)サービス。

近年の需給変動への対応は、「多頻度小口」による納品が進められる一方で、行き過ぎた「多頻度小口」の取り組みにより、商品のハンドリングや輸配送などに負担がしわ寄せされ、全体として非効率な状況に陥っている。

そうした状況を踏まえ、顧客の納品を「多頻度小口」から「適頻度適量」に進化させるため、「ロジスティクスDXソリューション」を刷新。AIなどの先端技術と現場で得た気づき、データアナリシスを融合することにより、「ロジスティクスDXソリューション」が「適頻度適量」納品を推進できると見込む。

顧客の需給変動への対応力を維持しつつ、物流の平準化や荷扱いの効率化などを実現し、社会的な課題となりつつある「物流危機」への対応力向上を目指す。

アップデートは、物流現場とのデータ連携機能を強化し、物流平準化のロジックを見直したことで「適頻度適量」 納品を可能とした。日々の実績データに基づき、将来の需給変化をシミュレーションし、商品ごとの特性や荷姿、配送時の積載率など物流効率化に向けた現場の気づきを加味。拠点ごとや商品ごとに適切な納品頻度と納品量を設定する。

「適頻度適量納品」納品を実現する「ロジスティクスDXソリューション」

「ロジスティクスDXソリューション」概要図

(藤原秀行)※写真はプレスリリースより引用

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