陸揚げの広島・福山港周辺は追加で確認されず
環境省と広島県は12月7日、広島県の福山港から岡山県井原市の民間事業者敷地内に運び込まれたコンテナと同時に輸入された未開封のコンテナ6個で10月、強い毒を持ち刺されるとやけどのような激しい痛みに襲われ、アレルギー反応で死に至ることもある南米原産の特定外来生物ヒアリが見つかった件について、コンテナ内で確認されたヒアリの総数は無翅女王アリ20匹以上、雄アリ742匹以上を含む7万匹以上に達したと発表した。
コンテナは強力に燻蒸処理した。併せて、陸揚げされた福山港周辺2km程度の調査を実施した結果、ヒアリ類は発見されなかったという。
損傷した女王アリ
燻蒸場所
(藤原秀行)※写真はプレスリリースより引用