投資額180億円、24年1月末竣工予定
日本GLPは12月9日、大阪府堺市で延床面積約9万3000㎡の物流施設「GLP SJL堺」の工事を本格的に開始したと発表した。
鴻海(ホンハイ)グループでグローバルに物流関連業務と物流ソリューション業務を展開するJusda Supply Chain Management(ジャスダ・サプライチェーン・マネジメント、JUSDA)と、JUSDAがシャープと合弁で設立した物流ソリューション企業のシャープジャスダロジスティクス(SJL)、日本GLPの3社で組成したJV(ジョイントベンチャー)が開発主体となり、竣工後はSJL社の専用施設として運営する。
24年1月末の竣工を見込んでおり、投資総額は約180億円を計画している。
JUSDAは中国でもGLPの施設を利用しており、日本のニーズを満たすパートナーとして日本GLPとの連携を強化する。SJLは「GLP SJL堺」を活用し、物流業務の効率化を拡大させたい考え。
「GLP SJL堺」外観
「GLP SJL堺」鳥瞰イメージ(いずれもプレスリリースより引用)
■施設概要
施 設 名:「GLP SJL 堺」
所 在 地:大阪府堺市堺区匠町1
敷 地 面 積:約 50,000 ㎡
延 床 面 積:約 93,000 ㎡
構 造:地上 4 階建て、S 造
着 工:2022 年 12 月
竣 工:2024 年 1 月末(予定)
認 証 取 得:CASBEE(新築)認証(予定)、ZEB 認証(予定)
(藤原秀行)