タグ貼り付ければロボットが認識、カインズ店舗で実証実験開始
電子部品組み立て機や工作機械を手掛けるFUJIは12月20日、かご車を小売店舗内の目的地点まで自動で搬送するソリューションを開発したと発表した。
ホームセンター大手カインズの一部店舗で、実現可能性と機能性確認を目的とした実証実験を7月から実施している。
営業終了後の店内でかご車を搬送するロボットの様子
小売店舗内では商品を各棚へ陳列するまでに多くの人の手が介在しており、FUJIは自動化の余地があると判断。納入されたかご車にタグを貼り付けておくだけで、ロボットが自動でかご車を認識し、店舗内の任意の目的地点へ搬送できるようにした。
閉店後の真っ暗な店内で自動搬送することで、営業終了後の店舗に生産性を付与することが可能になった。
（藤原秀行）※いずれもFUJI提供
