GLPグループが129億円規模のスタートアップ投資ファンド組成、SMBC日興や京王電鉄など参加

GLPグループが129億円規模のスタートアップ投資ファンド組成、SMBC日興や京王電鉄など参加

AIやロボティクスなど物流の生産性向上に貢献技術育成目指す

GLPは12月21日、傘下のベンチャーキャピタルMonoful Venture Partners(モノフル・ベンチャー・パートナーズ、MVP)がミドル・レイターステージを中心にスタートアップ企業への出資・事業支援を行うコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)「Monoful Venture Partners 1号ファンド」を組成したと発表した。

第1次募集(ファーストクローズ)として、投資家などから総額129億円を調達した。今後は150億円超まで拡大することを目指し、引き続き出資を募る。AIやロボットなど物流の生産性向上や省力化・省人化に貢献できる有望な技術・サービスの育成を目指す。

ファーストクローズにはSMBC日興証券、京王電鉄、三井住友信託銀行、凸版印刷、Sun Asteriskなど7社が参加。GLPグループも投資家として参画している。各社の具体的な投資額の内訳は開示していない。

MVPは物流・不動産領域そのものにとどまらず、ロボティクスやAIといったディープテック、フィンテック、ECなど幅広い関連領域のスタートアップに投資していくことを想定している。


出資者の顔ぶれの一部(GLP提供)

(藤原秀行)

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