予定通り傘下の米国2社を1月1日付で統合、業務効率化図る
三菱HCキャピタルは1月6日、傘下で海上コンテナリース事業を手掛ける米国のCAI International(CAIインターナショナル)とBeacon Intermodal Leasing(ビーコン・インターモーダル・リーシング)が1月1日付(現地時間)で経営統合し、新体制に移行したと発表した。
三菱HCキャピタルは2014年11月にビーコンを買収、同事業に参入した。21年11月にはCAIを完全子会社化し、事業規模の拡大を図ってきた。最終的にCAIがビーコンを吸収合併し、同事業の再編が完了した。
2社を統合する方針は2022年10月に開示済み。CAIが持つ海上コンテナリースの市場シェアはCEU(新造20フィートドライコンテナの過去平均購入価格)ベースで世界第3位に浮上する。
三菱HCキャピタルとCAIは中長期的に海上コンテナリースの需要は底堅いとみて、同事業の再編により競争力の強化を図る。
(藤原秀行)※いずれもプレスリリースより引用