ラピュタロボティクスが米国進出、現法立ち上げシカゴにオフィス新設

ラピュタロボティクスが米国進出、現法立ち上げシカゴにオフィス新設

業容拡大図る、キャラクターデザインも一新

ラピュタロボティクスは1月26日、ロボット事業で米国に進出すると発表した。現地法人「Rapyuta Robotics」を設立し、米国初の拠点としてシカゴにオフィスを新設した。

また、米国法人設立を記念し、人間との協働型ピッキングアシストロボット(ラピュタPA-AMR)のキャラクターデザインを一新した。

ラピュタロボティクスはこれまで日本を拠点とし、全国各地の物流事業者に向けてラピュタPA-AMRの提案・導入支援を展開。2022年度にはピッキングアシストロボットの市場調査でトップシェアの49%を達成するなど、普及が進んでいる。

スペースの制約や高いサービス品質を求められる日本の物流倉庫でラピュタPA-AMRの運用実績を重ねることで高い群制御技術がさらに向上したため、海外市場でもユーザーに大きな価値を提供できる体制が整ったと判断。米国でもロボットを積極的に売り込み、業容拡大を図る。

■米国オフィス所在地
Rapyuta Robotics, Inc.
935 National Parkway, Suite 935-45, Schaumburg, Illinois 60173

1月25日にオフィス設立を祝して、オープニングセレモニーを開催した。

新キャラクターは、ロボットのインターフェースの中で、ユーザーの動作に合わせて、動きや表情を変化させ、ユーザーへのガイダンスを行う。ロボットがユーザーにとって、より楽しく、身近で、使いやすいものになることに重点を置いてデザインしている。

(藤原秀行)※写真はラピュタロボティクス提供

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