東京建物と東京ガス不動産、埼玉・川越で物流施設を共同開発

東京建物と東京ガス不動産、埼玉・川越で物流施設を共同開発

東京ロジファクトリーの専用センターとして24年夏開業予定

東京建物は2月1日、埼玉県川越市で新たに物流施設開発用地を取得、東京ガスグループの東京ガス不動産と共同で「(仮称)T-LOGI鶴ヶ島」を開発すると発表した。

東京ロジファクトリーが1棟借りすることが内定しており、同社の「鶴ヶ島第2物流センター」として2024年夏の開業を予定している。東京ロジファクトリーも「(仮称)T-LOGI鶴ヶ島」の利用を別途、発表している。


「(仮称)T-LOGI鶴ヶ島」の外観イメージパース

圏央道と関越自動車道の結節点に位置し、圏央道の坂戸ICや関越自動車道の鶴ヶ島ICを利用することで、関東全域をはじめ北信越への広域配送にも適した立地。

延床面積約7148坪の4層ボックス型で、1階のトラックバースは40ftコンテナ車22台を接車可能にして荷物を効率的に積み下ろしできるようにする。他のT-LOGIシリーズと同様、屋上に設置した太陽光パネルで生み出した電力は、商用電力と併せて施設内で自家消費し、余剰電力は東京建物グループ保有の商業施設へ託送する。

用地を取得した早い段階から東京ロジファクトリーが全棟利用を前提とした入居を検討していたため、将来を見据えた汎用性は確保しつつ、同社の要望を最大限取り入れた施設設計を施している。


「T-LOGI」4つの約束

【施設概要】

【位置図】

(藤原秀行)※写真などは東京建物提供

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