JR西日本、新幹線活用した新たな食体験提供サービスの実証実験へ

産地でしか味わえなかったものを拡販目指す

JR西日本は2月3日、2022年3月に公表した「JR　WEST　LABO」の一環として、新幹線荷物輸送を活用した新たな食体験サービス「PeakEats」の実証実験を行うと発表した。

PeakEatは“産地でしか味わえなかったような希少な食体験/美味しいもの”を、超高速かつ安定した荷物輸送が可能な新幹線を使い、都心などの離れた地域でも楽しめるようにすることを想定している。

地域内消費に頼るしかなく、流通量が少なかった“希少な食体験/美味しいもの”を、PeakEatsサービスを通じて掘り起こし、より多くの消費者に届けることで、その地域ならではの地域産品/食品を育くんでいくことをサポートしたい考え。

実証実験は博報堂と組み、2月3日にスタート。専用HPで事前に商品を予約し、受け取り日を指定してもらう。

○実施期間及び販売商品
【実証実験①】
・予約開始：2023年2月03日(金) 10時
・受取期間：2023年2月16日(木) ～ 2月25日(土)の各日15時～20時
・販売商品：①ピークサンド（ストロベリー）②生キャラメル・ムー
※商品ごとに予約期間並びに受取期間が設定されている

【実証実験②】
・予約開始：2023年2月27日(月) 10時
・受取期間：2023年3月16日(木) ～ 3月25日(土)の各日15時～20時
・販売商品：①天然生・西京焼き（春）②昆布〆生たこつぼ
※商品ごとに予約期間並びに受取期間が設定されている

○受け取り場所
エキマルシェ大阪館内中央フリースペース「エキマルひろば」（JR大阪駅1階　桜橋口すぐ）

JR西は実証実験で利用状況などを踏まえ、取り扱い商品の拡大や販売方法を検討する。

（藤原秀行）※写真はJR西日本提供