現地法人設立、事業拡大図る
香港に本拠を置くジュームロジスティクスは2月3日、東京に法人を設立し、日本およびアジア諸国での事業をさらに発展させていくため、本格的に始動したと発表した。
同社は「日本市場は最も将来性がある越境EC市場の一つであり、法人格を取得することで、主に現地企業との長期的なパートナーシップを確立する」と説明。日本で取り扱いを増やしていくことを目指している。
ジュームロジスティクスは2018年設立。香港に本社を構え、これまでに日本、中国、香港、ヨーロッパ、CIS（独立国家共同体）諸国に社員と代理店のネットワークを持っている。
同社のドミトリー·チェルニシェフCEO（最高経営責任者）は「昨年、私たちは日本で長期的なビジネスを展開する決断をしました。法人格の取得は、そのための第一歩です。次の段階は、東京にオフィスを本格的に開設し、現地の優秀な専門家と協力して、従業員数を拡大していくことです」と説明している。
現在、ジュームロジスティクスは物流サービスに関心がある100社以上の現地顧客と取引交渉を進行中。現在、日本の顧客から最も需要が高い配送先はフランス、ドイツ、米国という。同社が最近行った検証によると、日本から各国へは5～10日で商品の配送ができることが明らかになり、同業他社に比べ非常に有利な競争力を持っていることが確認されたと強調している。
（ジュームロジスティクス提供）
（藤原秀行）
