日本通運、西日本と九州の医薬品専用センターでWHO基準のGDP認証取得

日本通運、西日本と九州の医薬品専用センターでWHO基準のGDP認証取得

東日本に続き、2温度帯管理で保管・輸送対応可能

NIPPON EXPRESSホールディングスは2月8日、傘下の日本通運が医薬品を専門に扱う物流拠点「西日本医薬品センター」(大阪府寝屋川市)と九州医薬品センター(北九州市)で、医薬品の適正な流通基準GDP(Good Distribution Practice)の認証を取得したと発表した。

発効日は西日本が2022年の11月20日、九州が12月21日。既に「東日本医薬品センター」(埼玉県久喜市)でも同認証を取得済み。


西日本医薬品センター


九州医薬品センター(いずれもプレスリリースより引用)

NXグループは現行の経営計画で医薬品産業を重点産業と位置付け、医薬品物流の高度化・多様化するニーズに対応するため、安心・安全な医薬品物流の基盤をグローバル展開している。

西日本と九州の医薬品センターは2温度帯管理(室温:15~25℃、保冷:2~8℃)による医薬品の保管・輸送を対象としたWHO(世界保健機関)基準のGDP認証取得に踏み切った。

NXグループは24カ国・地域の34拠点でGDPや「CEIV Pharma」などの認証を取得しており、医薬品物流ネットワークの拡大を図る。

(藤原秀行)

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