「レベル4」飛行に不可欠の国家ライセンス
日本UAS産業振興協議会(JUIDA)は2月21日、政府が改正航空法に基づき2022年12月に解禁した都市部上空でドローンが目視外飛行する「レベル4」に不可欠な国家資格「一等無人航空機操縦士技能証明書」取得者を、JUIDA認定スクール・国の登録講習機関から初めて輩出したと発表した。
国土交通省は2月14日付で、日本初の「一等無人航空機操縦士技能証明書」を交付。その中に、田中電気が運営するJUIDA認定スクール・国の登録講習機関「秋葉原ドローンスクール」(東京都千代田区)の修了審査合格者が含まれているという。
JUIDAは国が発行する無人航空機操縦技能証明の講習を行うJUIDA認定スクールに対し、「JUIDA 国家ライセンススクール運営支援プラン(サポートプラン)」を提供。国交省の「ドローン情報基盤システム」(DIPS)で公表されている登録講習機関352校(2月 20日時点)のうち、66校がサポートプランを利用したJUIDA認定スクールという。
サポートプランの概要(JUIDA提供)
(藤原秀行)