監査役設置会社へ移行
日立物流は3月1日、監査役設置会社へ移行したのに伴う新たな経営体制を公表した。
髙木宏明社長(COO=最高執行責任者)、中谷康夫会長(CEO=最高経営責任者)の2トップ体制は堅持。
その上で、社外取締役として日立物流を買収した米KKRの日本法人KKRジャパンから平野博文社長と前田拓氏、谷田川英治氏の3人が社外取締役に、宮内秀聡氏が社外監査役に名を連ねている。
KKRは同日、日立物流の株式取得が完了したと発表。従来方針通り、KKRが関係会社を通じて日立物流株式の90%、日立製作所が残る10%をそれぞれ保有している。
4月1日には社名を「ロジスティード」に変更、KKRがグローバルで保有している企業とのネットワークを生かした国際物流事業の拡大などを図る。
(藤原秀行)