収容能力1.6倍に拡大、就労環境向上にも配慮
C&Fロジホールディングスは3月7日、傘下で冷凍食品を中心とした低温食品物流を担うヒューテックノオリンが、仙台市で新たな冷蔵倉庫「東北支店第二センター増築棟」が竣工したと発表した。
(プレスリリースより引用)
ヒューテックノオリンは1989年1月、仙台市泉区明通に東北支店を開設して以来、同地を東北地方の中核拠点として位置付け、冷凍食品を主とする低温食品流通網の一翼を担ってきた。2011年には近接地に東北支店第二センターを開設。年々物流需要が増え、今後も高いニーズが見込まれるため、第二センター敷地内に増築棟を新設した。
増築棟の完成で、東北支店第一センターと第二センターを合わせて収容能力は従来の約1.6倍に拡大した。
増築棟は地球環境のサステナビリティに配慮し、冷凍機の冷媒には環境負荷の小さい自然冷媒(CO2)を採用。従業員が心身ともに健康に働けるよう、休憩室やロッカー室を旧来以上に充実させ、職場環境の向上を図っている。
名称 | 株式会社ヒューテックノオリン 東北支店第二センター 増築棟 |
所在地 | 宮城県仙台市泉区明通3-26 |
敷地面積 | 14,967.93㎡ |
延床面積 | (倉庫棟)6,421.19 ㎡ (事務所棟)780.40㎡ |
構造 | 鉄骨造(倉庫棟)2階建 (事務所棟)3階建 |
主な設備 | CO2 冷媒冷凍機システム 電動式移動ラック、垂直搬送機2基、荷物用エレベーター1基 ドックシェルター9基 非常用発電機 |
竣工 | 2023年3月 |
(藤原秀行)