Lazuli、AI活用した商品情報データベース構築支援サービスの機能を大幅アップデート

Lazuli、AI活用した商品情報データベース構築支援サービスの機能を大幅アップデート

利用画面刷新しGS1との連携機能実装、ChatGPT運営会社のAPI活用も

AIを活用した商品の基本情報(マスター)データベース開発・提供を手掛けるLazuli(ラズリ)は3月16日、SaaS(Software as a Services)で提供している商品データベース構築支援サービス「Lazuli PDP」で3月1日に機能を大幅にアップデートしたと発表した。

「Lazuli PDP」は、複数の外部データベースに点在していた商品情報を一括して管理し、データを活用しやすい形に整理、拡張するのが特徴。メーカーや小売業者、製薬業者などが保有する多様な商品マスタデータを、AIを活用して名寄せし、効能や製品の特徴から、メタタグの付与や関連付けを行い、ユーザーに提供している。

これまでにベイシアやヤオコーといった大手小売事業者や、アサヒ飲料といった食品・飲料メーカーが採用している。

「Lazuli PDP」のアップデートは3点あり、1点目はユーザーが利用する画面を大幅に刷新した。これまでのユーザーの利用状況や改善要望から、「Lazuli PDP」にとってコアとなる共通機能を追加した。

次にGS1 Japan(流通システム開発センター)とパートナーシップ提携を実施した。JANコードにひも付けられた「JICFS/IFDB」の商品情報を顧客企業に提供することを可能にした。

さらに、ChatGPTで知られるOpenAIのAPIを使って、ユーザーが商品情報を生成・加工できる機能も提供する予定。

(藤原秀行)

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