ESR、物流施設3カ所の託児所スペースで春休み限定の学童向けスクール開校

ESR、物流施設3カ所の託児所スペースで春休み限定の学童向けスクール開校

英語学習など支援

ESRは3月28日、自社で開発した物流施設のうち、「ESR久喜ディストリビューションセンター(DC)」(埼玉県久喜市)、「レッドウッド藤井寺ディストリビューションセンター」(大阪府藤井寺市、藤井寺DC)、「レッドウッド南港ディストリビューションセンター」(大阪市 南港DC)の計3カ所の託児所スペースで、いずれも3月27日~4月8日の春休み限定で「ESR学童スプリングスクール」を開校したと発表した。

南港DCは今回が初開校で、春休みに実施するのはESRとしても今回が初めてという。物流施設の存在価値を高めたい考え。


2022年冬休みの英語学習(久喜DC)


キッズ・シアター・クラスの様子(藤井寺DC)

「ESR学童スクール」は子育て世代への支援策として、各施設に設置済みの託児所「バーンクラブ」の空間を活用し、2019年の夏休みに久喜DCで初めて開校した。その後、19年冬休みに弥富DC(愛知県弥富市)、22年夏休みに久喜DC、22年冬休みに久喜DCと藤井寺DCでそれぞれ展開した。


初開校となった南港DCの初日の様子

参加費は無料で、5歳児~小学6年生が対象。開校時間は久喜DC、南港DCは午前8時30分~午後3時、藤井寺DCは午前8時30分~午後6時30分。期間中、好きな日に通えるようにしている。

いずれもESRの物流施設に勤めている人の子供だけでなく、近隣住民も参加できるようにしている。ただ、久喜DCと藤井寺DCは口コミで評判が広がり、勤務しているスタッフの子供だけで定員に達したという。


南港DCの様子

ESR学童の運営は保育事業運営を手掛けるジョイサポに委託している。ESRの物流施設2カ所で開園中の託児所(バーンクラブ市川、バーンクラブ尼崎)の運営も委ねている。

ESR学童は、外国人講師によるゲームなども使って子供たちが楽しく自然に英語力を身に付けられる英語学習と、昨年夏から導入した現役の俳優・演出・脚本家の小林英樹氏による創造力・表現力・自己肯定感・協調性などを育める演劇教室「キッズ・シアター・クラス」を日替わりで提供。

さらに、毎朝レクリエーションを行う朝の会と自主学習、アクティビティの時間も毎日設け、楽しく身体も動かしながら年齢に合った学習習慣も身に付けられるプログラムとして提供している。

ESR学童の各校にはジョイサポのスタッフが2~3人常駐し、日替わりで外国人講師1~2人、演劇教室の講師1~2人が滞在、子供たちが安心して過ごせる人員体制を整備している。


2022年冬休みのESR学童スクールの様子(上)久喜DC・(中・下)藤井寺DC​


バーンクラブ久喜


バーンクラブ藤井寺


バーンクラブ南港


久喜DC


藤井寺DC


南港DC

(藤原秀行)※写真はいずれもESR提供

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