東京・神奈川・千葉でサービスエリア拡大も実施
アマゾンジャパンは5月18日、Amazonプライム会員向け生鮮食品などの宅配サービス「Amazonフレッシュ」に関し、配送料を6月1日から一部引き上げると発表した。
現在は注文額が1万円未満の場合は390円、1万円以上は無料と設定。また、1時間単位の配達時間帯指定の場合に1万円未満の注文は890円、1万円以上は500円を徴収している。
6月1日以降は、1万円未満の注文は490円、1時間単位の配達時間帯指定の場合で1万円未満の注文は990円となる。1万円以上の注文時はいずれも従来通り。
Amazonフレッシュは旬の野菜や果物、新鮮な魚や肉などの生鮮食品をはじめ、総菜やミールキット、専門店のこだわりの食材、日用品をまとめて最短約2時間で配達するアマゾン直営のインターネットスーパー。日本では2017年4月にサービスの提供を開始した。
アマゾンジャパンは併せて、配送エリアを5月18日に東京都、神奈川県、千葉県で拡大したことも公表した。22年11月に専用物流拠点「Amazonフレッシュ 葛西フルフィルメントセンター」(東京都江戸川区)を開設し、Amazonフレッシュ全体の商品保管・出荷能力を拡充。
東京都足立区、葛飾区、調布市、千葉県市川市など既に配送対象となっている地域で対応可能エリアを大幅に拡大するとともに、東京都府中市、千葉県の千葉市美浜区、習志野市、船橋市、松戸市に居住しているプライム会員が新たに利用できるようになった。
同日時点の同サービス配送エリアは東京都18区5市、神奈川県2市、千葉県6市に上る。今後も利用状況を踏まえながら、順次配送エリアを広げる予定。
(藤原秀行)