霞ヶ関キャピタルとJA三井リース建物、埼玉・三芳町で賃貸型自動冷凍倉庫に着工

霞ヶ関キャピタルとJA三井リース建物、埼玉・三芳町で賃貸型自動冷凍倉庫に着工

初の協業プロジェクト、24年7月竣工見込む

霞ヶ関キャピタルは6月1日、JA三井リース建物と共同開発している冷凍倉庫「LOGI FLAG TECH 所沢Ⅰ」の工事に着手したと発表した。


完成イメージ(霞ヶ関キャピタル提供)

地上2階建て、延床面積は4267㎡を計画しており、2024年7月の竣工を見込む。

両社の協業プロジェクトの第1号施設。物流業界の慢性的な問題となっている労働力不足や冷凍温度帯での就労環境改善に対応するため、新しい物流ソリューションを実現する手段の一つとして「自動化」の要素を加えた冷凍冷蔵倉庫を想定している。

東京都心から30km圏内で、関越自動車道の所沢ICから約3km、東武東上線の柳瀬川駅から約1.2kmに立地。産業集積地や人口集積地も至近で、配送拠点となる物流施設として高い利便性を備えているとみている。

2030年のフロン規制を見据えてCO₂を用いた自然冷媒による冷凍機を設置し、屋上には太陽光発電パネルを取り入れることで、再生可能エネルギーを用いて施設内に電力供給を行えるようにする。

施設計画概要

(1)物件名称

LOGI FLAG TECH所沢Ⅰ

(2)所在地

埼玉県入間郡三芳町竹間沢東15-10

(3)交通

関越自動車道「所沢IC」より約3km 

(4)敷地面積

4,792.09㎡(1,449.60坪)※実測

(5)延床面積

4,267.60㎡(1,290.94坪)

(6)竣工予定

2024年7月

(7)建物構造

鉄骨造(一部 鉄骨鉄筋コンクリート造)地上2階建

(8)設計

日本建設株式会社 東京支店一級建築士事務所

(9)施工

日本建設株式会社 東京支店

(10)入居テナント

未定

(藤原秀行)

物流施設/不動産カテゴリの最新記事