発売60周年記念で京都鉄道博物館にお目見え
JR西日本が運営している京都鉄道博物館(京都市)で3月23日、本物の線路上にタカラトミーの人気玩具「プラレール」の実物そっくりな“青い巨大プラレール線路”が現れた。
プラレール発売から今年で60年となるのを記念したイベントで登場。本物の蒸気機関車「プラレール60周年SLスチーム号」が同日から5月7日までの間、同博物館内を走るのに合わせて、初日の走行除幕式で驚きのコラボレーションが実現した。実物の蒸気機関車が一瞬、これもプラレールなのか?と勘違いしてしまいそうな光景だ。
「プラレール60周年SLスチーム号」の前に登場した“青い巨大プラレール線路”(タカラトミー提供)
タカラトミーの富山幹太郎会長は「60年間、たくさんの子どもたちに愛され続けてきたプラレールの歴史を、私たちはこの先も青いレールに乗せてどこまでもつないでいきたい」との談話を発表。
JR西日本の来島達夫社長は「プラレールを通じて『鉄道の歴史』、『鉄道の夢』を多くのお子さまに与え続けていただければと思う」とタカラトミーにエールを送った。
同博物館ではSLのほか、「おかげさまで60年まるごとプラレール展」と題した企画展も5月7 日まで2階企画展示室で開催。鉄道ファンあこがれの存在の巨大なプラレールジオラマも飾られている。
(藤原秀行)