トランコム新社長に神野取締役執行役員が昇格、創業家出身の武部氏は代表権ない会長に

トランコム新社長に神野取締役執行役員が昇格、創業家出身の武部氏は代表権ない会長に

6月20日付、わずか1年で交代

トランコムは6月20日、創業家出身の武部篤紀社長(48)が同日付で代表権のない会長となり、後任に神野裕弘取締役執行役員(52)が昇格したと発表した。

同日開催の定時株主総会後の臨時取締役会で正式に決定した。

武部氏は2022年4月、社長に就いたばかり。わずか1年余りでの交代となった。同社は理由について「当社グループを取り巻く環境の変化に対応し、機動的・円滑かつ迅速で適切な経営判断および推進を行うため」と説明している。

神野 裕弘氏(じんの・やすひろ)1994年大阪経済法科大学法学部卒、95年トランコム入社、2014年取締役執行役員ロジスティクスマネジメントグループ担当。取締役専務執行役員などを経て23年4月に取締役執行役員事業改善・渉外担当。愛知県出身。


神野氏(トランコム提供)

(藤原秀行)

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