再開発の一環、25年春竣工見込む
日本自動車ターミナルは6月27日、東京都板橋区高島平の「板橋トラックターミナル」全体再開発の第1弾として建設した二層式バース専用施設「JMT板橋新1・2・5・6号棟（東棟）」に続き、今年8月に「JMT板橋新3・4・7号棟（西棟）」の建設に着手すると発表した。
全体再開発はトラックターミナルの基本機能のバース施設を優先的に更新するため、特別積合せ貨物運送事業各社への負担軽減と早期の施設提供を目指し、二層式バース専用施設とすることで、工事期間を大幅に短縮した。
建設の概要（プレスリリースより引用）
柱などの障害物を可能な限り抑えることで使いやすい施設にするよう配慮。接車部にはシャッターを設置し、風雨対策やセキュリティ面での向上も図る。構内テナント各社における事業連携・共同化に貢献できる施設とすることも目指す。
今年8月から既存の荷扱場1・2号棟を取り壊し、跡地に建設する「JMT板橋新3・4・7 号棟（西棟）」は2025年春の竣工を予定している。
構内南側となる5号棟から8号棟の跡地の計画については、今後の物流ニーズと需要動向を鑑みながら、あらためて検討する。
（藤原秀行）
