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WESで自動化倉庫をオーケストレーション
先端設備の制御を支える裏方から表舞台に

株式会社YEデジタル

Interview YEデジタル 浅成直也 組込・制御システム本部 物流DX事業推進部部長
安川電機出身のシステム会社として技術を磨き、物流分野でも40年近くにわたり自動化設備の制御やWMSの開発でマテハンメーカーを陰から支えてきた。そのノウハウを結集して2021年11月にWES「MMLogiStation」をリリースした。ソフトバンクロボティクス、カインズなどの先進企業が相次いで採用している。(本誌編集部)


浅成氏

WMSのカスタマイズと肥大化を回避

──物流自動化をリードする先進企業がYEデジタルのWES(倉庫実行システム)「MMLogiStation(MMLS)」に注目しています。

「2022年3月にファーストユーザーとしてソフトバンクロボティクス様に採用されて以降、私たちの予想を超える数のお客様に採用いただいており、足元でも引き合いが急増しています。お客さまの関心は今のところ大きく二つに分けられます。一つは物流ロボットやAGV(無人搬送車)など、導入したいハードが具体的にあって、それを既存のWMSにつなごうとすると大変なカスタマイズが発生するので、それを避けたいというニーズです」

「もう一つは、システム全体の明確なコンセプトを持ち、将来ビジョンに向かって自動化を進めていく上での正しいWMSのあり方と、正しい設備の導入方法を求めているお客さまです。今年2月にMMLSの採用を発表されたカインズ様は後者のパターンです」

──カインズは建設中の次世代センターで、ベンダー7社の自動化設備をMMLSで一元管理する。さらには将来の設備の拡張や、運用の変更に備える、との発表でした。

「当初はWMSをカスタマイズすることも想定されていたそうですが、MMLSをご提案したところ、『今までありそうでなかった』との評価をいただきました」

──WESはWMSと何が違うのですか。

「WESはWMSと設備を制御するWCS(倉庫制御システム)の中間に位置するシステムで、庫内設備の連携とオペレーション管理を担います。新しく設備を導入してそれをWMSとつなぐのに、従来はWMSをカスタマイズするか、あるいはWMSパッケージを入れ替えるくらいしか選択肢がありませんでした。WMSとWCSの間に、一度WESを挟んでしまえば、以降はWMSをカスタマイズする必要がなくなります。WMSの役割がシンプルになって負荷も大きく軽減されます」


図 WESを導入しない場合(従来)と導入した場合の自動化プロセスの比較

──従来からあった製品ですか。

「私の知る限り海外も含めてWESという言葉が使われるようになったのは、ロボット倉庫や安価なAGVの普及が始まった2018年ごろからです。新しいメーカーの設備が増えると、それをシステムにつないで他の設備と連携させないといけないのでWMSのプログラムコードがどんどん肥大化していきます。その結果、設備を追加するたびにカスタマイズに何千万円もかかるということになって、今のやり方には限界があると分かってきました」

「一方でECの拡大に伴って物流市場の環境が大きく変化して、新しい設備をいかに早くつなぐか、ということが求められるようにもなりました。それをわれわれが肌で感じたのが2019年ごろでした。そこで当社の持つ技術を集結したソリューションを世に出していこうと、2020年にスマートロジスティクス部門を立ち上げ、WESの開発に着手しました」

──YEデジタルにはなぜWESを開発する知見があるのですか。

「当社は安川電機のIT部門が分離・独立してスタートしました。ロボットの制御は得意分野ですから、物流の世界でも従来は自動倉庫をはじめとするマテハン機器の制御を中心にやってきました。これまでに導入したWMSは50以上、自動倉庫等の設備連携は250以上に上ります。最近のロボット型自動倉庫だけでも既に十数拠点を手掛けています」

「物流分野でも既に約40年の経験があり、現在は約50人の物流専任のエンジニアを社内に抱えています。そのため海外ベンダーのマテハン設備を日本に持ち込んで導入する際にはよく当社に声がかかります。他のシステム会社がWMSいう上位システムの視点で物流業務を捉えているのに対して、当社は設備の制御という観点から、さまざまなベンダーの機器を同期したり、倉庫全体を最適化する経験を積んできました。そこが当社のコアコンピタンスであり、唯一無二の強みだと自負しています」

物流DX推進のパートナーに

──MMLSのWESとしての特徴は?

「『AutoStore』をはじめ、最新のロボットやAGVのWCSとのインターフェースを『プラグイン』として標準装備していることです。RFIDリーダーなどを用いたオペレーションや、コンベヤー、ピッキングロボットなどの設備とも一元管理が可能です。それ以外の標準ラインナップにない設備でもWMSをカスタマイズするより、MMLSで対応した方が圧倒的に有利です」

──WESの提供を打ち出すWMSベンダーも現れています。

「われわれのMMLSは設備だけでなく、人手による作業も含めた倉庫内の全てのオペレーションをカバーします。MMLSの導入は最初に『作業オペレーションデザイナー』(特許取得済)と呼ぶ機能を使って、庫内全体の作業フローを定義します。作業オペレーションデザイナーはWCSとのインターフェースをプラグインとして備えていて、作業フローを基にWESを自動で生成します。プログラマーはフローチャートを描くだけでシステム開発が可能となり、高品質・短納期を実現できます。稼働後も作業フローや庫内の運用を柔軟に変更できます」

「またMMLSは庫内全てのオペレーションの稼働データを収集しているので、実績をダッシュボード画面に可視化して分析することができます。想定したパフォーマンスが発揮できていないなどの課題があれば、ボトルネックを特定して解決策を検証したり、新しい設備の評価にあたり、導入効果を事前にシミュレーションできます」

──今後のYEデジタルに何を期待できますか。

「われわれはオートメーションの最終的なゴールを自動化機器の自律制御だと考えています。そのために、まずは人と機械による協働をサポートして、人手の作業にリコメンドを出す。そして、その実績データを検証して効果の得られる施策をはっきりと見極めた上で自動化する。当社が正しいと考えるオートメーションの進め方で、お客さまの物流DXを支援していきます」

お問い合わせ先

株式会社YEデジタル
〒802-0003 福岡県北九州市小倉北区米町2丁目1番21号
https://go.ye-digital.com/mmlogi/
TEL:(093)522-6560

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