ランサムウェアに感染
名古屋港のコンテナターミナルで7月4日朝、輸出入コンテナのオペレーションなどを管理する情報システム「名古屋港統一ターミナルシステム(NUTS)」に障害が発生し、トレーラーへのコンテナの積み下ろしなど大部分の作業がストップしている件をめぐり、名古屋港運協会などは7月5日、同日午後6時をめどにNUTSを復旧させ、翌7月6日の午前8時半にターミナルの作業を再開できるよう取り組んでいると発表した。
同協会などによると、障害は身代金要求型ウイルス「ランサムウェア」に感染したことが原因という。同協会は、7月5日もターミナルへのトレーラーによるコンテナ搬出入作業は中止していると説明した。
NUTSは1999年に導入、今年3月に刷新していた。
(藤原秀行)