9万㎡に100万アイテム在庫、1日当たり10万行の出荷可能に
トラスコ中山は7月6日、愛知県北名古屋市で建設予定の物流センター「プラネット愛知」の地鎮祭を同日開催、工事を本格的に開始したと発表した。
「プラネット愛知」外観イメージ図
新センターは「最速」「最短」「最良」の納品を実現するため、延床面積2万7184坪(8万9864㎡)と東京ドーム約2個分の広さに100万アイテムの在庫を保有し、最適な物流設備を導入することで、1日当たり約10万行の出荷を可能にする計画。
さらに、1カ所で保有できるアイテム数が大幅に増えることで、現在強化中のニアワセ(荷物合わせ)・ユーチョク(ユーザー様直送)を、より強化することが可能となり、全国どこへでも必要な商品を必要なだけ、ユーザーの元へ直送し即納できる体制を整え、物流負荷軽減、環境保全への貢献を図る。
建屋の竣工は2024年11月末、出荷開始は26年7月をそれぞれ見込む。今後の市場拡大によって起こる出荷量増加に合わせ、在庫量と物流能力を強化することで、将来の事業展開も万全にしていく構え。
■「プラネット愛知」の概要
所 在 地:愛知県北名古屋市名古屋19街区 1~39-4 他
建物構造:複合構造(柱RC 梁S構造)、免震構造
アクセス:名鉄犬山線 西春駅より約2.5㎞(車で9分)
階数:倉庫4階、事務所4階
敷地面積:12,595 坪(41,634 ㎡)
能力:出荷行数:100,000行/日、保管点数:100 万SKU
延床面積:27,184坪(89,864㎡)※東京ドーム約2個分
建屋竣工:2024年11月末
出荷開始:2026年7月予定
(藤原秀行)※いずれもトラスコ中山提供