建機・農機・業務用車両など多様な領域で活用可能
ZMPは7月21日、独自に開発した自動運転OS(基本ソフト)「IZAC(アイザック)」のOEM(相手先ブランドによる生産)を開始すると発表した。
(ZMP提供)
IZACは車両・ロボットの自動走行に必要となる「認知」「判断」「操作」を担い、様々な環境下で信頼性の高い自動走行を実現できるのが強み。
都心部公道での自動運転タクシーや、テストコースを高速で自動走行する試験業務用車両、空港制限区域内での自動運転バス・無人けん引車など走行速度の高い車両の自動走行から、多くの歩行者がいる環境で自動走行する宅配ロボット「DeliRo(デリロ)」、1人乗りモビリティ「RakuRo(ラクロ)」など、多様な車両・ロボットに搭載、実際に運用している。
IZACは顧客が自動化したい建機・農機・産業用車両などのモビリティに実装して自動走行を可能にする。各モビリティの仕様や走行条件により必要となるセンサー類も合わせて提案する。様々な車両・モビリティの自動化を推進し、生産性向上や人材不足対策、付加価値の創出やサービスの向上を後押しする。
(藤原秀行)