難易度高い先尾翼も採用
金沢工業大学は7月26日、大学院工学研究科機械工学専攻の「ドローン設計特論」(指導教員・赤坂剛史准教授)の一環で、ジェットエンジン固定翼ドローン「KIT-JET」の飛行試験を8月1日に三重県伊賀市の「木津フライングクラブ」で実施すると発表した。
当日は機械工学専攻の大学院生2人、航空システム工学科4年生6人、3年生2人、1年生1人、機械工学科4年生4人と赤坂准教授が参加。「KIT-JET」の新型エンジン換装後の飛行特性取得と初の自律飛行試験を行う予定。
同大によると、ジェットエンジン付き固定翼型ドローンは全国的にも珍しい上、「KIT-JET」は飛行機として難易度が高い先尾翼を採用しているという。
ジェットエンジン固定翼ドローン「KIT-JET」(全長2.2m、翼幅2m、重量10kg)(金沢工業大学提供)
【当日のスケジュール(予定)】
2023年8月1日(火)木津フライングクラブ(三重県伊賀市中柘植)
9時 |
木津フライングクラブ(三重県伊賀市中柘植)到着 |
9時30分 |
飛行試験開始 (ラジコン操縦飛行および自律飛行) *ラジコン操縦はJETSET(大阪府堺市)の外部講師が担当する。 |
12時 |
昼休み |
13時 |
飛行試験開始 自律飛行 |
15時10分 |
飛行試験終了 |
*自律飛行試験では、手動操縦で離陸し、上空で自律操縦に切り替え、目標地点に飛行することを確認。その後、手動操縦で着陸する予定。
(藤原秀行)