高性能スキャン技術のスキャンディット、類似商品から目的のものを迅速に検索可能な機能追加

高性能スキャン技術のスキャンディット、類似商品から目的のものを迅速に検索可能な機能追加

店舗や倉庫で活用想定、消費者向けに提供も可能

バーコードなどの高速・高精度読み取り技術を手掛けるスイスのスタートアップ企業Scandit(スキャンディット)は7月26日、スマートフォンやタブレット端末にソフトをインストールすることで高精度の読み取り端末として商品ピッキングなどに使えるようにするサービス「Smart Data Capture(スマート・データ・キャプチャー)」の新たな機能として、小売店舗の棚などにある多くの類似商品の中から目的のものを迅速に見つけられる「MatrixScan Find(マトリックススキャン・ファインド)」の提供を開始したと発表した。

AR(拡張現実)を活用し、スマホなどの画面上に目的の商品写真を重ね合わせるなどして、視覚的に作業を支援する。小売店舗や物流倉庫での活用に加え、小売事業者が顧客向けアプリに機能を組み込み、店舗の棚で購入したい商品を探したい時に使えるようにすることも可能という。

ピッキングすべき商品との照合機能も備え、ミスを防ぐ。スキャンディットは「未経験者もARでベテラン社員のように働くことができる」と意義を強調している。


MatrixScan Findのイメージ(プレスリリースより引用)

動画:
https://www.scandit.com/jp/resources/videos/matrixscan-find/

(藤原秀行)

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