トラック自動運転のT2、シリーズA追加ラウンドで7億円調達

トラック自動運転のT2、シリーズA追加ラウンドで7億円調達

トータルで54.5億円に、技術開発加速

トラックの自動運転技術開発を手掛けるT2は10月31日、シリーズA(会社創生期)追加ラウンドで、新たに7億円の第三者割当増資を実施、資金調達したと発表した。

環境エネルギー投資、Valuechain Innovation Fund投資事業有限責任組合が引き受けた。


(T2提供)

T2は2022年、三井物産とAI開発を手掛けるベンチャーのPreferred Networks(プリファードネットワークス)が合弁で設立。その後、今年6月のプレシリーズAラウンドとして12.5億円、8月のシリーズAラウンドで35億円をそれぞれ調達しており、合計調達額は54.5億円に達した。

今回調達した資金は、特定の条件下で完全自動運転する「レベル4」の自動運転システム開発などに充てる。

これまでの資金調達では、三菱地所や三井住友信託銀行、KDDI、三井住友海上火災保険、三井倉庫ロジスティクス、大和物流などが出資している。

(藤原秀行)

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