荷主の多様なニーズに対応目指す
アサヒロジスティクスは8月1日、埼玉県を地盤とする軽貨物輸送会社のBPトランスポート(埼玉県越谷市)を同日付で買収したと発表した。株式の取得額など取引の詳細は開示していない。
アサヒロジスティクスは2023年度の中期経営計画で「食と農を支える物流インフラの確立」を目標に設定。実現のため、従来軸としてきたBtoBに加え、BtoCの軽貨物運送を営むBPトランスポートをグループに迎え入れることで軽貨物運送のノウハウを取得するとともに、荷主企業の多様な輸送ニーズに応えられるようにしたい考え。新規事業の開拓も視野に入れている。
買収後は、アサヒロジスティクスの目黒真司取締役がBPトランスポートのトップを兼務する。
(藤原秀行)