整形外科領域のインプラント製品中心に在庫保有、流通安定化など図る
米医療機器大手ストライカーの日本法人、日本ストライカーは8月7日、福岡県宇美町に「九州物流センター」を新たに開設すると発表した。
三菱地所物流リート投資法人が運用している物流施設「MJロジパーク福岡1」の4階に入居する。
同社の物流拠点としては、大阪府藤井寺市の「西日本物流センター」、東京都大田区の「東日本物流センター」に次いで3カ所目。
九州物流センターは福岡空港や九州縦貫自動車道、福岡高速環状線からアクセスが良く、九州7県ならびに山口県への自社製品の出荷関連業務を担う。
同センターは緊急性が高く、幅広いサイズバリエーションが必要とされる整形外科領域のインプラント製品を中心に在庫を保有する。
物流業界の「2024年問題」や、台風や大雪といった悪天候がサプライチェーンに与える影響を低減し、当該地域での流通安定化を目指すとともに、輸送コストと環境負荷の軽減を図る。
【施設概要】
名称:日本ストライカー 九州物流センター
所在地:福岡県糟屋郡宇美町井野字稲木369-8 MJロジパーク福岡1 4階
九州物流センターが入るMJロジパーク福岡1の外観(三菱地所物流リート投資法人ホームページより引用)
(藤原秀行)