生産能力向上と品質管理機能の強化図る
物流センターや工場など向けの荷物用エレベーターを手掛ける守谷輸送機工業は8月22日、事業拡大に伴い、新たな拠点「鳥浜製品管理センター」(横浜市)が竣工、8月21日に稼働を開始したと発表した。
荷物用エレベーターは、物流センターや倉庫、生産拠点、研究施設などの建築棟数の伸⻑に伴い、受注増が続いており、同社は現状500台の生産能力を2027年3月期までに1.2倍の600台まで引き上げることを計画している。
その一環として、横浜市金沢区の既取得土地で工場建設を進めていた。工事が完了し、「鳥浜製品管理センター」として運営を開始した。
同センターは製造工程の一部を移転して、生産能力の向上に努めるとともに、生産増に対応するために品質管理業務の集約・機能強化を図っている。
600台の生産体制構築に向けては、他にも生産能力拡充策として新工場の建設を計画している。詳細は今後開示する予定。
【製罐組立】
【巻上機検査】
【制御盤検査】
● 新工場概要
■名 称 鳥浜製品管理センター
■所在地 横浜市金沢区鳥浜14-18
■稼働開始日 2023年8月21日(月)
■敷地面積 2,587.3㎡
■延べ床面積 3,066.0㎡
■構 造 鉄骨造二階建て
■作業内容 1F:製罐組立、巻上機検査 2F:電気工事、制御盤検査
(藤原秀行)※いずれも守谷輸送機工業提供