受賞団体には配送センターを“実験場”として提供へ
コクヨグループの物流企業コクヨロジテムは9月12日、、物流倉庫内作業への新たな技術導入に向けて「実験場コンテスト」を開催すると発表した。
様々な企業・研究機関から新規性・革新性に富んだユニークなアイデアを募集。受賞団体には同社配送センターを“実験場”としてアイデアを実装実験する機会を提供し、その実現に向けた取り組みをともに進めていく考えだ。応募期間は同日から11月末まで。選定結果は12月下旬に公表する予定。
（コクヨロジテム提供）
コクヨロジテムはトラックドライバーの長時間労働規制強化に伴う物流現場の混乱が懸念されている「2024年問題」への対策として、WMS（倉庫管理システム）の導入や17拠点の物流センターへのバース管理システムの導入などDX化の取り組みを進めている。
同社の倉庫内作業は重厚長大な製品の特性上、機械化・自動化を進めることが難しいため、外部の様々な観点からのアイデアを取り入れることで現状を打破することを目指す。
■「実験場コンテスト」概要
応募内容
「倉庫内作業（*3）」において、その作業の簡略化、省力化・省人化等による業務効率化を図る新たな技術開発・導入に関するアイデア
応募対象
企業、団体、研究機関その他の法人等の団体
スケジュール
エントリー期間：2023年9月12日～11月末日
結果発表：2023年12月下旬（予定）
表彰
ブレイクスルー賞：倉庫内作業の現状打破に繋がる、より“革新性”の高いアイデア
SEEDs賞：新しい発想でイノベーションの種となる、より“新規性”の高いアイデア
※それぞれにおいて「最優秀賞（1団体）」、「優秀賞（団体数未定）」を選定。別途副賞あり
問い合わせ
株式会社コクヨロジテム 企画推進室
TEL：06-6973-9470
Email: logitem_koho@kokuyo.com
（藤原秀行）
