1日当たりの作業変遷など確認容易に
物流施設の庫内業務進捗状況をKPI(重要業績評価指標)として可視化するクラウドベースのシステム「Logimeter(ロジメーター)」を展開しているスタートアップのKURANDO(クランド)は10月25日、
ロジメーターの機能を改修したと発表した。
「作業データ」や「出勤データ」などの各画面で、「作業」や「スタッフ」を選択しデータに絞り込みをかける際、従来は1項目しか選択できなかったが、複数の項目を選べるよう変更。各項目について、ユーザーが望む任意の組み合わせでデータを表示することが可能となった。
改修対象画面
・作業データ
・出勤データ
・予実データ
・変遷分析
・実労時間
また、ユーザーが任意で複数の作業項目を選択することで、複数作業の実績数量・作業時間を合算して生産性の分析を行える「複合分析」に関し、これまでは作業項目を選択する際、合算したい項目を1つずつ選択する必要があったが、本改修で「荷主」「カテゴリ」「作業グループ」の各単位で項目をまとめて選択できるようにし、項目を容易に選べるよう改善した。
さらに、各作業者の時間ごとの作業推移を確認できる「変遷分析」の画面で、以前は選択した管理グループ以外のグループに属する作業は表示しなかったが、改修を施し、異なる管理グループに属する作業も表示するように変更した。他業務の応援に行った作業者についても、1日当たりの作業変遷をすぐに確認することを可能にした。
【改修前】
【改修後】
(藤原秀行)※いずれもKURANDO提供