4万2000平方メートルで今年9月稼働、大和ハウスの施設に入居
アマゾンジャパンは4月16日、埼玉県川口市でロボットを積極的に活用した物流拠点「アマゾン川口フルフィルメントセンター(FC)」を今年9月に本格稼働させると発表した。
同社は入居施設の具体名を開示していないが、大和ハウス工業が開発した「DPL川口領家Ⅰ」。川口FCは地上4階建て施設の2~4階を賃借。利用する延べ床面積は約1万2700坪(約4万2000平方メートル)を計画している。
今年4月に大阪府茨木市で運営を本格的に開始した「アマゾン茨木FC」や、今年10月の稼働を予定している京都府京田辺市の「アマゾン京田辺FC」と同じく、最新型の「Amazon Robotics」を実施。商品棚の下に潜り込んで持ち上げ、庫内スタッフの元まで届けるロボット「Drive」を使い、省人化や作業迅速化を推進する。
アマゾンジャパンのジェフ・ハヤシダ社長は「首都圏を含む全国のお客様に、より快適なオンラインショッピング体験を提供したい」とのコメントを発表した。
「アマゾン川口FC」の入居施設イメージ(アマゾンジャパン提供)
(藤原秀行)