SkyDrive、「空飛ぶクルマ」離発着場確立へ建設コンサルの長大とサポーター契約締結

SkyDrive、「空飛ぶクルマ」離発着場確立へ建設コンサルの長大とサポーター契約締結

設計・施工の知見と技術活用、具体的な検討開始

「空飛ぶクルマ」と物流ドローンの開発を手掛けるSkyDriveは11月7日、建設コンサルタントの長大(東京都中央区日本橋蛎殻町)とサポーター契約を締結したと発表した。

長大の協力を得て、空飛ぶクルマの離発着場確立を目指す。

長大は明石海峡大橋や瀬戸大橋、レインボーブリッジなど国内外の橋梁設計に携わり、世界の橋梁設計技術をリードする一方、ヘリポート付き病院の設計、環境アセスメントや道路騒音調査など、空飛ぶクルマの離発着場構築にもつながる事業を手掛けている。

空飛ぶクルマの普及には安全に使える離発着場の標準化が不可欠。2022年から両社は離発着場の標準化(日本版)に貢献するため、水上やビルの屋上に離着陸場を設置した場合の将来像をパースに描くなど、長大の持つ環境や交通システム、設計・施工の知見と技術を総動員し、空飛ぶクルマの離発着場モデル作成に向けた検討を進めてきた。

2023年度は最新のバーティポート(専用離着陸場)整備指針やSkyDriveの機体などに関する最新の情報に基づき、より詳細な検討を開始する。

(藤原秀行)

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