自律型飛行ドローンの普及も想定、物流・搬送現場の自動化や省人化貢献図る
ナブテスコは11月16日、米国のワイヤレス給電・充電製品メーカーのWiBotic(ウィボティック)と日本の独占代理店契約を締結、WiBotic製品の販売を開始すると発表した。
近年、物流や搬送の現場では、AGV(無人搬送ロボット)やAMR(自律走行搬送ロボット)の需要が高まっている上、将来は自律型飛行ドローンも活用が広がると見込まれる。ナブテスコは、各機器の普及には、効率的かつ安全性が高い自動充電システムの構築が不可欠と想定している。
WiBoticの製品はコンパクトかつ軽量で、受電器の搭載スペースが小さい既存の装置にも後付け搭載ができる上、増加重量が少ないことで装置の稼働時間の延長にも寄与するのが特徴。給電・充電対応エリアを広く取ることができる点もメリットで、装置の停止位置に左右されることなく安定的な給電・充電を可能にするという。
ナブテスコはWiBoticのワイヤレス給電・充電製品の販売を通して、物流や搬送の現場における自動化・省人化に貢献していくことを目指す。
(いずれもナブテスコ提供)
(藤原秀行)