センサーで自動検知、ドライバーに音声で警告
オムロンは4月19日、子会社のオムロン ソーシアルソリューションズ(東京)が2018年から展開しているドライバーの安全運転管理サービス「DriveKarte(ドライブカルテ)」に関し、あおり運転を自動的に検知、警告して阻止する機能を追加したと発表した。
専用の車載機器に組み込んでいる3軸加速度センサーやジャイロセンサー、GPSを用いて急減速や急ハンドル、スピードオーバーを検出。あおり運転と判断すれば音声でドライバーに警告するとともに、運行管理者にもシステムを通じてリアルタイムで連絡する。
社会問題化しているあおり運転を先端技術で防ぐのが狙い。他にも、各ドライバーの運転特性を分析し、個々の実情に応じた安全運転指導を可能にする。
今後はドライバーの体調変化や睡眠不足といった事故を引き起こす要因への対応についても検討する。
ドライブカルテの車載機器(オムロン提供)
(藤原秀行)