国際民間航空機関が新たな目標で合意
国際民間航空機関(ICAO)は11月20~24日にアラブ首長国連邦(UAE)のドバイで開催した総会で、環境負荷の低い持続可能な航空燃料(SAF)などのクリーンエネルギーを活用し、2030年までに国際航空の領域からの温室効果ガス排出量を5%削減する目標で合意した。
ICAOは昨年、2050年までに二酸化炭素排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラルを達成することを目指す方針で一致しており、実現に向け取り組みを強化する。
ICAOは併せて、SAFなどクリーンエネルギーの普及へ各国の投資家らに、投資を呼び掛ける。
(藤原秀行)