エア・ウォーター・グループ、物流センターにギークプラスのAIロボット24台採用

エア・ウォーター・グループ、物流センターにギークプラスのAIロボット24台採用

昇降機と連携、異なるフロア間でピッキング可能

中国系ロボットメーカーのギークプラスは12月7日、エア・ウォーターグループで精密ゴムパッキンや工業プラスチック製品などを手掛けるエア・ウォーター・マッハ(長野県松本市、AWM)が、ギークプラスのAI物流ロボット「EVEシリーズ/P800R」を24台採用したと発表した。


AI物流ロボット

AWMは輸送機器・電子機器・医療機器・情報機器など幅広い領域で使われている精密ゴムパッキンをはじめ工業用ゴム製品・樹脂製品を生産・販売している。2023年に新物流センターを開設した。

同センターはギークプラスのGTP(棚持ち上げタイプ)導入で倉庫内の歩行作業をなくし、昇降機と連携させることでフロアをまたいでピッキング作業できるようにしている。1階を入出庫作業エリア兼保管エリア、2階を保管専用エリアと設定し、従来のピッキングソリューションよりも保管能力、出荷能力をさらに向上させている。


昇降機と連携(いずれもギークプラス提供)

(藤原秀行)

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