BEENOSが物流アウトソーシングサービスに参入

BEENOSが物流アウトソーシングサービスに参入

海外配送を従量課金型で提供

BEENOSは12月8日、新たに物流アウトソーシングサービスに参入し、国内外まで一気通貫で届ける従量課金型グローバル物流サービスの提供を開始すると発表した。

新サービスはBEENOSの完全子会社で、越境EC購入支援サービスを運営するtensoが配送パートナー企業と連携して展開する。

BEENOSは新サービスを通して、煩雑な物流業務の課題から日本の事業者を解放するほか、一般には利用障壁の高い国際配送を小ロットから簡単に利用できるようにし、日本のブランドや事業者のECを通じた海外販売や輸出、インバウンド消費の取り込みなど海外進出の後押しを可能にする。

海外の一般消費者向けのEC輸送だけでなく、BtoB取引の輸送にも対応。インバウンド客の購入した商品の配送や免税カウンター向けの配送など、国際輸送を幅広くカバーする。輸出サポートも手掛けている。

BEENOSグループは2008年に海外転送サービス「転送コム」をスタート。日本の越境EC黎明期より国内ECの越境販売を支援してきた。海外向け購入サポートサービス「Buyee」や日本の企業が運営する国内向ECサイトに専用タグを設置するだけで越境EC化を実現する「Buyee Connect」、各国の代表的なマーケットプレイスへの出店/出品サポートなどを通じた、国内企業の越境EC支援実績は現在累計5000件を突破した。


運用イメージ(いずれもBEENOS提供)

(藤原秀行)

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