覚書締結、中東域でクリーン燃料の導入など検討
商船三井は12月7日、アラブ首長国連邦(UAE)の港湾運営会社DP Worldと、UAEのジェベル・アリ港で完成車物流事業に関する協業と、UAEをはじめとする中東域の港湾・海事産業のCO2排出削減で協働するための覚書(MoU)を締結したと発表した。
署名式は商船三井南アジア・中東地域 担当の常務執行役員のアジェイ・シンとDPW CEOのアブドゥラ・ビン・ダミサン氏との間で、「COP 28」(第28回国連気候変動枠組み条約締約国会議)開催に合わせて開催した。
署名式に臨んだ商船三井のアジェイ・シン常務執行役員(左)とDPWのアブドゥラ・ビン・ダミサンCEO(プレスリリースより引用)
両社はジェベル・アリ港における完成車物流事業における協業を目指すとともに、脱炭素化に関しては、中東域に寄港する船舶および中東の港湾用に用いるクリーン燃料の導入検討、その他の関連する脱炭素事業を開発する予定。
(藤原秀行)