サントリーHD、製品の物流管理システム刷新でドライバーの問い合わせ対応を年間6万時間削減見込む

サントリーHD、製品の物流管理システム刷新でドライバーの問い合わせ対応を年間6万時間削減見込む

車両の位置情報を自動で収集・把握する機能搭載

サントリーホールディングス(HD)は6月19日、製品の物流管理システムを同日から順次、刷新すると発表した。

同社グループが取り扱う酒類・飲料は年末年始やゴールデンウィーク、夏季などに配送量が大幅に増加。トラックの現在地などの配送状況を確認する頻度も高まり、その対応は物流企業・ドライバー・当社それぞれの負担となっていた。

そのため、自社の物流管理システムに、各物流企業が持つ車両の位置情報を自動でタイムリーに収集・把握する機能を新たに搭載する。サントリーHDは各トラックの配送状況を即時に把握できるため、物流企業・ドライバーへの確認の問い合わせが不要になり、物流企業の従業員・ドライバーの問い合わせ対応の時間を、年間で計約6万時間削減できると見込む。

新システムはまず首都圏で導入し、年内に全国での稼働開始を目指す。


新システム導入のイメージ(サントリーHD提供)

(藤原秀行)

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