石油プラントや化学工場内の管理・コミュニケーションを支援
映像解析や画像検知などの技術を手掛けるユビテックは12月21日、工場や工事現場などで働く作業者の安全見守りサービス「Work Mate(ワークメート)」に関し、2024年1月から着火源があると爆発の危険がある防爆エリアのZone1で利用可能になると発表した。
国際標準防爆規格IECExなどの海外の認証を取得していたi.safe MOBILE製のスマートウオッチ「IS-SW1.1」の国内モデルが、2023年12月4日にZone1対応のスマートウオッチとして初めて国内防爆検定に合格。併せて、ユビテックで進めていた「IS-SW1.1」および防爆対応のゲートウェイ機器用の「Work Mate」の開発もこのたび完了し、「Work Mate」が防爆エリアで利用可能となった。
「Work Mate」は労災事故の早期発見や未然防止を図っており、防爆エリアでも標準の「Work Mate」と同様に、「熱中症予兆検知」「注意力低下検知」「疲労レベル検知」「転倒・転落検知」「SOSアラート通知機能」などの機能を提供する。
システム構成図
防爆対応機器の防爆規格
(1)スマートウオッチ/Zone1:Ex ib IIC T4 Gb
(2)Bluetoothゲートウェイ機器(設置型)/Zone2:Ex ec [ic Gc] nR IIC T6 Gc
(3)スマートフォン/Zone1:Ex ib IIC T4 Gb(対応端末一例)
(藤原秀行)※いずれもユビテック提供