【地震】石川県内のトラック事業者営業所施設が一部損壊

【地震】石川県内のトラック事業者営業所施設が一部損壊

能登空港、滑走路上に複数の大きな亀裂

国土交通省によると、1月2日午前7時現在の情報として、石川県能登地方を中心とする強い地震が続いた影響で、石川県内のトラック事業者1社で、営業所2カ所で施設が一部損壊する被害が出ている。

ヤマト運輸、佐川急便、日本郵便の宅配大手3社は、北陸3県と新潟県で集配に混乱が生じるなど、地震は物流にも影を落としている。

フェリー・旅客船は現時点で目立った被害の報告は受けていない。1月1日の午後11時に衛星を活用した緊急観測を実施した結果、伏木富山港、魚津港、七尾港、和倉港、半ノ浦港、穴水港、宇出津港、小木港、飯田港、輪島港について、防波堤の転倒といった大規模な施設変状は見られなかったという。現在、詳細な確認が続けられている。

一方、石川県の能登空港は滑走路上で深さ約10センチ、長さ約10メートル以上の亀裂が4~5カ所見つかった。ターミナルビルなどが被害を受け、建物外で約500人が避難している。

(藤原秀行)

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