物流分野の技術開発促進
GLPグループのベンチャーキャピタルMonoful Venture Partners(MVP)は1月9日、ミドル・レイターステージのスタートアップを軸とする出資・事業支援を手掛けるMonoful Venture Partners1号ファンドの追加クロージングを実施し、日本政策投資銀行(DBJ)が新たに出資したと発表した。
DBJの具体的な出資額は開示していない。MVPは引き続き、150億円超のファンド規模を目指し、投資家から出資を募る。
1号ファンドは2022年12月、約130億円規模で運用を開始。SMBC日興証券、京王電鉄、三井住友信託銀行、凸版印刷、Sun Asteriskなどが出資しており、物流にとどまらず流通・小売や不動産、建設など幅広い領域を投資対象としている。
DBJの出資も受け入れ、支援体制の強化を図る。
今回の出資に関しては、DBJの「特定投資業務」の一環「DBJスタートアップ・イノベーションファンド」を活用している。
(藤原秀行)