ユビテック、クラウド型安全運転支援サービスに管理負荷軽減の3機能追加

ユビテック、クラウド型安全運転支援サービスに管理負荷軽減の3機能追加

既存のアルコール検知器利用可能に、オドメーターで走行距離自動算出も

ユビテックは1月24日、白ナンバー事業者の安全運転管理を包括的にサポートするクラウド型サービス「D-Drive」を1月にアップデートすると発表した。

管理者とドライバーそれぞれの業務負担を軽減するため、新たに「活用中のアルコール検知器を用いたチェック結果の管理」「オドメータ―(積算走行距離計)値による走行距離の自動算出」「免許証の有効期限管理」の3機能を追加する。

活用中のアルコール検知器を用いたチェック結果の管理は、これまでは専用のアルコール検知器を用いて検査する必要があったが、既に使っているアルコール検知器と運転日誌の情報を一括で管理することが可能。運転日誌でアルコールチェックの時間や検査結果を効率的に把握できる。

通勤など業務時間外の走行記録を区分して保存したり、点呼委託業者が使ったり、週報・月報に総走行距離や総運転距離を表示したりすることが可能になる。


運転日誌・アルコールチェック結果の管理画面イメージ

オドメータ―値による走行距離の自動算出は、道路交通法は安全運転管理者が運転者に対し、「氏名」「運転の開始および終了の日時」「運転した走行距離」を記載できる運転日誌を備えることを義務付けており、「D-Drive」はGPSの情報から運転日誌を自動作成できるが、乗車前後のオドメータ―(積算走行距離計)値の撮影でも自動的に走行距離を計算できるようにする。

記録したデータから月ごとの車両走行距離・車両稼働率も自動で表示、車両管理の効率化を図る。


車両稼働率表示画面イメージ

また、運転免許証有効期限切れを防ぐため、免許証の有効期限も管理の対象となる。日々の運転者管理の効率化を後押しする。


免許証の有効期限の管理画面イメージ

(藤原秀行)※いずれもユビテック提供

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